農業体験「御嶽はくさい」栽培に触れる

JA木曽
種まきをする職員ら
種まきをする職員ら

7月27日 木曽町開田高原でJA木曽の主要品目である「御嶽はくさい」の栽培に触れる2つの体験が開催された。1つは、木曽の農業に職員が関心を持つことが目的の昨年に続き2回目となるJA職員による種まきの体験で、中部支所が主催し職員と家族合わせて11人が参加した。生産農家でJAの理事である志水敏春さんの圃場で畝のマルチに開けられた2つの穴に1粒ずつ種を落とし、土で覆う作業を行った。。参加した職員は事務職が多く「開田高原も暑いけれど風が気持ちよく楽しかった。収穫が楽しみ」とリフレッシュができたとの声も。志水さんは「御嶽はくさい」こだわりの栽培である直播の理由や生産農家が減少している現状を話し、JAの職員と農家が一緒に地域を盛り上げていこうと呼びかけた。
もう1つは、木曽町が主催する農業のインターンシップで、農業や移住に興味がある人を対象に25日から27日の日程で開かれたの2日目のプログラムで志水さんの別の圃場で「御嶽はくさい」の収穫と箱詰めの作業を体験した。関東や東海地方から7人の参加がありJA職員3人も加わっって作業。ハクサイの根元を専用の刃物で切り外葉を落とす作業は、どこまで切ったらよいか迷ったり土で汚さないようにしたりするのが難しく、大きく育ったハクサイは箱詰めもコツが必要で参加者は悪戦苦闘していた。

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