桃の主力「あかつき」と「白鳳」初出荷

JAあづみ
丁寧に選果をする選果員ら
丁寧に選果をする選果員ら

JAあづみは4日、安曇野市の小倉選果所で桃の主力品種「あかつき」と「白鳳」を初出荷した。2025年産は、着果量の確保はできたが高温による影響で着色の遅れが見られ、過熟も心配されたが、果実は大玉傾向で糖度が乗り良い出来栄えとなった。
営農指導員が選果員と選果基準を確認したあと、生産者が出荷した新鮮な桃を色や形、傷の有無などを一つひとつ確認しながら選別。秀・優の2等級に分け、傷がつかないようフルーツキャップをしたあと箱詰めを行った。この日は、120ケース(1ケース5キロ)を県内市場へ出荷された。
「あかつき」は甘味が強く、果汁が多いのが特徴で「白鳳」は甘味と酸味のバランスの良さが強みだ。25年は、あかつきと白鳳合わせて、1300ケース(1ケース5キロ)が出荷される予定だ。桃の中生種「なつっこ」が10日ごろから、晩生種「おどろき」は8月下旬に出荷がはじまり、9月頭ごろまで続く見通し。

MENU