身近な材料を使ってパンケーキ作り 旬のブルーベリー狩りも

JA信州諏訪
牛乳パックの型に生地を流し込む大学院生
牛乳パックの型に生地を流し込む大学院生

JA信州諏訪女性大学院食農グループは7月28日、茅野市で「フワフワパンケーキ」作りとブルーベリー狩りを行った。大学院生と職員計8名が参加。身近で、かつ少ない材料でできるパンケーキの作り方と、旬の食材の活用を学び、家庭で活かす。
JA管理部協同活動推進課の小林明美担当が「家で作るパンケーキは、薄くて平らになってしまうものがほとんど。フワフワで分厚いパンケーキを作りたい」と思ったことがきっかけで、参考資料をもとに企画した。
用意するのは、牛乳パック・クッキングシート・卵・牛乳・ホットケーキミックス・砂糖。牛乳パックの一部をはさみでカットして、直径10cmの円になるようホチキスで繋ぎ合わせる。その後、クッキングシートを同じ大きさになるようにカットし、牛乳パックの内側に入れ、“手軽にできるパンケーキ型”が完成。この型があると、生地が流れ出ずに高さのあるきれいな丸になる。フワフワに仕上げるため、生地はメレンゲを潰さないようにさっくり混ぜた後、フライパンに並べた型に流し込んでじっくり焼く。
焦げたり形が崩れたものもあったが、全てがフワフワに膨らみ、甘くておいしいパンケーキができた。
参加した矢崎正子さんは「本当にフワフワでおいしかった。同じレシピなのに皆それぞれ出来が違うのが不思議で面白かった。簡単なので家庭でも作りたい」と話した。
パンケーキ作りの前には、茅野市のJA組合員の矢島知子さんのほ場でブルーベリー狩りを行った。作付面積はおよそ50aで、ハイブッシュ系やラビットアイ系の約10種類を栽培している。
同グループでは初めての企画。全員でブルーべリーの甘酸っぱい味を楽しんだり、持ち帰り用のカゴいっぱいに収穫したりした。矢島さんからブルーベリージャムのレシピも配られた。部員はこの日習った調理方法のパンケーキを家庭で作り、トッピングするなどして楽しむ予定だ。

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