青壮年部員が小学生に特別授業

JAグリーン長野
児童に話をする住澤支部長
児童に話をする住澤支部長

JAグリーン長野の青壮年部員は7月15日、長野市の塩崎小学校の5年生1クラス(28人)を対象に特別授業を行った。講師を務めたのは青壮年部塩崎支部支部長で、長野市松代町で農園を営む住澤祐樹さん。青壮年部塩崎支部は毎年、同小学校5年生の米づくりについて学ぶ授業を支援しており、そのつながりから今回の授業が実現した。
授業では、事前に児童から寄せられた質問に回答しながら、児童が田植えをしたお米や自身が生産するトウモロコシについて、生産・流通過程、食べる人に考えてもらいたいことなどを話し、「みんなや食べる人には、その食べ物がどういうふうに作られたものか考えて選んでもらいたい」と伝えた。
さらに、住澤支部長が栽培したトウモロコシを児童1人につき2本ずつプレゼント。児童は水で洗ってそのまま生でかじりつき、「甘い!」と口々に驚きの声を上げた。住澤支部長は「野菜は『食べなきゃいけないもの』というイメージがあるが、野菜自体がおいしかったら自然と食べたくなる。おいしい、また食べたいと思ってもらえるような野菜を作りたい」と語った。児童からは、「とても甘くてびっくりした」「今まで食べたトウモロコシの中で一番甘くておいしかった」といった感想が寄せられた。また、「お米やトウモロコシについて分かることが増えた」という声もあった。

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