フレッシュミズグループ「スピカ」県知事表彰受賞を報告

JAみなみ信州
長野県知事賞受賞を報告したスピカのメンバー
長野県知事賞受賞を報告したスピカのメンバー

JAみなみ信州女性部喬木支部フレッシュミズグループ「スピカ」のメンバー2人は16日、飯田市の同JA本所を訪れ「食を考えるつどい」(飯伊地域食育推進連絡会議主催)で長野県知事表彰(食育)を受賞したことを同JAの中村彰組合長に報告した。2014年から同グループが行う小麦栽培を通した食育活動が高く評価されての受賞となり、中村組合長が受賞を祝福した。
中村組合長は「皆さんが仲間と共に取り組み、地域を元気にしてくれる活動が高く評価されうれしい。地域活性化のために女性の力は非常に大切。これからも皆さんの活動が続き発展していくよう支援していきます」と話した。
受賞を報告した清水純子さん(51)は「メンバーで支え合ってだんだんと活動が広がり、今では1年を通した食育活動ができている。JAグループの補助事業も活用させてもらっており、大変ありがたい。これからも仲間と一緒に子どもたちに食と農の魅力を伝えていきたい」と話した。
スピカは現在16人で活動。JA女性部の直売所に出荷していた若い女性農業者が意気投合し「自分たちでつくった小麦でパンを焼いてみたい」と、農業に関心のある女性も加わって2013年に結成した。自分たちで作った小麦を地域住民にも味わってほしいと小麦の栽培と販売を行いながら食育活動にも力を入れる。喬木第一小5年生児童と秋に小麦の種まき、麦踏みをして、6年生に進級した4月に草取り、6月に麦刈り、7月に唐箕がけ、10月にピザづくり。2年前からは、中学生になって自分たちが育てた小麦で作られたパンが学校の給食に提供されるなど、つくるから食べるまでの一貫した食育活動を行っている。

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