JA信州うえだ女性部真田支会は7月12日、JA真田地区事業部の長研修センターで、今年度3回目の「フレッシュミズ講座」を開いた。「真田のお母さん達に教わる『おやき』を作ろう!」をテーマに、フレッシュミズ世代の女性とその子どもたち7名が参加し、地元に伝わる作り方でおやき作りを楽しんだ。
真田支会のフレッシュミズ講座は、開催のたびに地域へ向けて募集をかけるため、リピーターはもちろん初めて参加する女性など、毎回顔ぶれに変化があり、同世代の輪づくりの場にもなっている。
信州の郷土食であるおやきは、地域によって特色があり作り方もさまざまだ。今回は、参加者から「地元で昔から作られている作り方を学びたい」と要望が多く、企画した。
同支会の女性部員から、「この地域では生地に特徴があり、地粉に重曹、砂糖、酢、卵などを合わせて作ります。黄みがかったふんわりした皮のおやきができますよ」と説明を受けて、さっそく実習。材料を量って順番に混ぜた生地に、丸めたあんこや輪切りのズッキーニの間に合わせみそを塗った具を包んで、蒸し上げた。子どもたちも、あんこを丸めたり、ズッキーニを切ったり、小さな手で苦戦しながらも具を生地で包んだりと、一緒に調理した。
参加者は、「おやきが思ったより簡単にできてびっくり。家でも作りたい」「ふんわり膨らみすごくきれいな仕上がりで、味もおいしくて大満足」と、子どもたちと一緒に笑顔で味わった。
次回のフレッシュミズ講座は、「トマトソース作り」を予定している。