安曇野市で初のアルストロメリア栽培講習会を開催

JAあづみ
安曇野市で初のアルストロメリアの栽培講習会
安曇野市で初のアルストロメリアの栽培講習会

JAあづみ花き生産者を対象に6月25日、安曇野市で初めてのアルストロメリア栽培講習会を開いた。講師には、JA全農長野の吉澤栄二専門役と平谷敏彦審議役を招き、アルストロメリアの栽培について説明した。
講習会には管内の生産者やJA全農長野、JAあづみ職員ら20人が参加。JA管内は、アルストロメリアの出荷生産はなく、生産者から栽培をしてみたいとの声で今回の講習会の開催が決まった。農産課小山幸亮主任は「新たな品目の取り組みとして、アルストロメリアを栽培候補のひとつとして検討してもらいたい」と話した。
JA全農長野によると、県内のアルストロメリアの生産者数は約100人で出荷量は約1400万本、販売高15億円の実績で日本一の生産量を誇る重要な品目。
夏秋切りと周年切りの作型で栽培が可能なことから、生産者に合った栽培方法を選択することが可能。4年間同一圃場での栽培となるため毎年の植替作業が不要な一方で、苗代が高価なことや、土壌の問題が起きたときに改善ができないなどデメリットもあるという。
今後は、栽培希望者の圃場確認やアルストロメリアを栽培している圃場の視察などを開催していく予定である。

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