JA信州うえだ青年部と女性部は7月26日、今年度二回目の親子農業体験教室「青年部の畑でみよう とろう たべよう」を開催した。畑での農業体験を通じて地域農業の理解を深め、食育と地元産農畜産物やJAへの関心を高めることが目的。管内在住の子育て世代に向けて参加を募集し、親子6組20人が参加した。
当日は、上田市真田地区の青年部部員・大久保昌則さんの畑でトウモロコシの収穫体験を実施。大久保さんからトウモロコシの収穫方法やおいしい食べ方を教わり、家族ごとに5本ずつ収穫した。参加者はその場で丸かじりし、甘さを存分に味わった。
続いて、同JA真田中央集出荷所で子どもたちが収穫したトウモロコシの粒を取り、女性部員がエーコープマーク品のあげらく天とこめ油を使ってかき揚げを調理。青年部員が育てたズッキーニの素揚げも並び、試食を楽しんだ。さらに、食べ終えたトウモロコシの芯を使い、下絵が描かれた看板に子どもたちが色をつけて見事なトウモロコシの絵を完成させた。
参加者からは「トウモロコシを生で食べられて良かった」「採るときの爽快感が楽しかった」「子供の楽しんでいる姿を見て、来た甲斐があった」などと好評だった。
企画した両部長は「親子で一緒に体験することで農業や安全で安心な食への関心を持ってくれたら嬉しい。今後も青年部と女性部が一緒に協力して農への関心を育む活動を多くの方と積極的にやっていきたい」と意気込みを語った。