岡谷市中学生メッセ JA信州諏訪が出展

JA信州諏訪
JAブースでスクリーンを見て、JAについて学ぶ生徒たち
JAブースでスクリーンを見て、JAについて学ぶ生徒たち

岡谷市のJA信州諏訪岡谷支所は7月17日、同市のカノラホールで行われた「岡谷市中学生メッセ~諏訪のたからものを発見~」に「JA信州諏訪ブース」を出展した。同支所の浜純二地区統括所長ら職員4人がブースの設営を行い、地域でのJAの役割や農業の魅力などを伝えた。
参加したのは岡谷東部中学校・岡谷南部中学校・岡谷北部中学校の2年生約300人。事前に決めたブース4カ所を1カ所20分ずつまわり、各企業への理解を深めた。
「JA信州諏訪ブース」には、延べ27人の生徒が訪れた。協同組合の仕組みや営農指導員と農家のつながり、小・中学校と連携して行う食農教育の取組みなどをスクリーンで紹介。農産物にまつわるクイズも行い、正解者にはJAオリジナルキャラクター「じゃすまる」のぬいぐるみをプレゼントした。
他のブースでは、同市を中心に諏訪管内の37企業(前年比3企業)が出展。製造業や飲食店、金融業など、多様な業種が集まった。自社製品の試食や機械を操作するなどの仕事を体験した。
岡谷南部中学校の林果穂さん(14)は、「JAは農業と関係があることは知っていたけど、食や暮らしにも関わっていることを知って驚いた。もっと知りたいと思った」と話した。
浜統括所長は「学生が真剣に話を聞いてくれてうれしかった。JAは、農業と地域の未来を守るために欠かせない存在だということを、少しでも理解して関心をもってもらえたらありがたい」と話した。

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