「コギク」・「シャクヤク」新規栽培者募る

JAグリーン長野
コギクのほ場を見学する参加者と営農技術員(中)(長野県長野市、7月5日)
コギクのほ場を見学する参加者と営農技術員(中)(長野県長野市、7月5日)

JAは「量販店向けコギク、シャクヤク新規栽培希望者説明会」を7月5日、長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで開催した。令和8年8月出荷をめざした「コギク」、令和8年以降の出荷をめざした「シャクヤク」の新規栽培希望者向けの説明会で、コギクの場合、令和8年度出荷をめざすと9月頃に定植作業となる。コギク、シャクヤクは当JA推奨品目であり、需要が高く、栽培者の収入向上や経営の安定化につながるため、今後さらに栽培者や取扱量を増やしていきたい考えだ。
営農技術員から各品目の需要状況や取扱量、栽培スケジュール、費用などが伝えられ、その後、コギク栽培4年目のほ場を見学した。ほ場では、イメージをつかみやすいよう、コギクの生育状態や畝間、周りの畑の状況を見て虫に注意することなどを説明した。
退職後を見据えて昨年シャクヤクを植えたという参加者は、シャクヤクと栽培作業が重ならないか、ほかの品目はどうかなど営農技術員に質問し、「春に1~2日ほどコギクの台刈り作業と重なる時期もあるが、後はそれほどない」と回答を受け、選択肢のひとつとした。コギクの花色によっての栽培の注意点を聞き、別の参加者は「コギクの赤色いいよね」と前向きに検討していた。
当JAでは新規栽培希望者を募集しており、随時相談を受け付けている。

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