七夕まんじゅうづくり 地域の子どもたちと女性部がつながる

JAあづみ
七夕まんじゅうの作り方を手ほどきする部員㊨
七夕まんじゅうの作り方を手ほどきする部員㊨

JAあづみ女性部有明支部は5日、安曇野市社会福祉協議会が運営する穂高北部児童館と連携し、七夕まんじゅうづくりを開いた。地域の親子や同児童館を利用する小学生、支部員ら約50人が参加、まんじゅうを作り行い親睦を深めた。
七夕まんじゅうは、安曇野地域の郷土料理で、五穀豊穣や家内安全、豊作の願いを込めて、七夕まんじゅうを七夕さまに供える。
まんじゅうの中身はあんことおからの2種類。子どもたちになるべく地元のものを食べてほしいという部員らの思いで、部員らの家で採れた野菜や小麦粉など地元産の食材を使用。子供たちは部員らの手ほどきにより生地を作ったり具材を包んで丸めたりと調理を楽しんだ。
同館との連携は2024年からで、支部員からの「地域に役立つ活動がしたい」との声と、同館の新事業「地域の知恵袋」の企画が合致したことがきっかけ。まんじゅう作りの他にお正月には餅つき大会も開催していて、共催することで「互いに支え合う地域づくり」につなげることを目的としている。
秋山やよい支部長は「子どもたちの楽しんでいる表情がうれしくてやってよかった。核家族化でお年寄りや地域と関わる時間がない現代だからこそ、農業の大切さや地産地消の素晴らしさを子どもたちに伝えて手伝っていきたい」と笑顔で話した。

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