地域とともに歩むJA信州うえだ 福祉協議会へ食品寄贈

JA信州うえだ
冷し中華を手渡す眞島組合長
冷し中華を手渡す眞島組合長

令和7年7月17日、JA信州うえだは、管内の上田市、東御市、長和町、青木村の4市町村社会福祉協議会に対し、エーコープマーク品「冷やし中華」合計540袋を寄贈した。地域貢献活動の一環として、2023年より継続して実施している。
この取り組みは、夏休みに学校給食がなくなることで、家庭の食費や光熱費の負担が増えること、また困窮世帯の深刻化が懸念されることから、この時期に合わせて行っている。寄贈した「冷やし中華」は乾麺タイプの袋麺で、賞味期限は製造日から常温で6カ月、麺のみであれば1年。国産小麦100%を使用した乾麺は、なめらかでプリッとしたコシのある食感が特徴である。
また、令和7年は国際協同組合年にあたることから、6月23日から7月4日まで、JA長野中央会をはじめとしたJA長野県グループが県下一斉でフードドライブに取り組んだ。JA信州うえだでは、金融店舗12カ所で実施し、地域住民や役職員から米や乾麺、調味料、ジュースなど約30kgの食品が集まった。これらの食品も、同JAの眞島実組合長から上田市社会福祉協議会の中村栄孝常務理事長に手渡した。
眞島組合長は「夏休み、子どもたちが元気で過ごせるよう活用いただきたい」とあいさつした。中村常務理事は「今回は、生活困窮世帯に寄り添ったご寄附をいただきました。最近では、ご寄附を頂ける食品が減ってきている中、この夏の猛暑を乗り切る冷やし中華の寄附は大変ありがたい」と謝辞を述べた。
寄附を受け取った利用者からは「フードドライブで集められた食品や調味料なども、日々の生活の中で消費するものであり、非常にありがたい」との声が寄せられている。

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