ヒマワリ圃場巡回 出荷ピーク前に確認

JAあづみ
ヒマワリの状態や虫などを確認する生産者ら
ヒマワリの状態や虫などを確認する生産者ら

JAあづみ管内のヒマワリの出荷が、7月上旬から8月末にかけてピークを迎えた。6月24日、圃場巡回検討会を開いた。生産者やJA営農指導員ら11人が参加。今後の管理方法や防除について確認した。
農産課の小山幸亮営農指導員は、降雨後の高温により、べと病が発生しやすくなるとし、雨が明けたあとに殺菌剤を使用して防除してほしいと説明した。べと病は、水はけの悪い圃場や土壌水分が多い圃場、密植など株元が多湿状態になると発生しやすくなるため、耕種的防除などで未然に防ぐことが重要だという。
圃場巡回では、生産者の圃場3カ所を巡り、生育状況の確認と栽培技術を共有した。本巡回は、栽培技術向上と高品質なヒマワリの安定した出荷に繋げることを目的に毎年実施し、適正な管理に繋げることと、生産者の栽培統一を図っている。
25年度は、生産者46人で約50万本の出荷量、販売額は2150万円を見込み、関西や中京方面を中心に出荷される。

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