JA松本ハイランド山形支所は7月1日と2日の2日間、鉢盛中学校2年生の職場体験学習を受け入れた。初日は、野菜荷受け作業を体験後、育苗センターへの苗箱の返却作業や資材窓口の補助、配達を行った。翌日は、にんにくの目揃会にも参加し、JAの営農生活事業に関する様々な体験を通して学びを深めた。
野菜荷受けでは、順番に訪問する多くの生産者と一緒に荷物を降ろし、普段食べている野菜がたくさんの人の手でつくられていることを実感。ズッキーニ、キャベツ、カリフラワーと旬の野菜を受け取り、地域の生産者と交流した。
参加した生徒の早川晴さんは「幼少のころから祖母が家庭菜園で野菜をつくる姿を見てきた。自分は将来、りんごやネギ農家になりたいと考えており、職業体験にJAを希望した。実際に荷受けを体験すると地域の生産者とふれ合うことができ、考えていたより楽しかった」と話した。同支所の秋山正恵支所長は「この体験から、地域の生産者がつくった農産物を知り、農の大切さを知ってほしい」と話した。