全国からの参加者に信州諏訪産の農産物を提供

JA信州諏訪
物品を販売する職員
物品を販売する職員

茅野市のJA信州諏訪茅野中央支所と子会社の株式会社あぐりライフ信州諏訪は6月29日、第47回東京大学オリエンテーリングクラブ大会運営委員会が主催する第47回東大OLK(オリエンテーリングクラブ)大会に協賛し、物品販売を行った。職員7人が管内産の農産物や加工品を販売。大会参加者にJA信州諏訪や長野県の農産物をPRした。
東大OLKは、東京大学をはじめとした東京都に所在する大学13校の学生によって構成するサークル。オリエンテーリングは、地図とコンパスを使い、参加者が考えたルートでゴールを目指し、タイムを競う競技。事前エントリーした約800人が茅野市金沢の山野を駆け巡った。
この日、JAは他に協賛した企業の約10社と大会会場の金沢小学校校庭で物品販売を行った。参加者は、競技開始前とゴール後に各ブースを訪れ、地域の特産品を堪能した。JAブースでは、管内産のセルリーやキュウリ、同社が販売するりんごジュースや漬物の素などを並べた。農産物の試食を提供すると、参加者は「セルリーの癖が少なくて食べやすい」「疲労回復効果のある梅を使った漬物がおいしい」などと喜んだ。小さな子どもは、長野県産のシャインマスカットとリンゴを使ったJA全中が販売する「シャインマスカットグミ」と「りんご三兄弟グミ」をおいしそうにほおばった。
茅野中央支所の野明光幸地区統括所長は「次世代を担う若者が農に興味を持ってもらえる機会を提供できた。信州諏訪産の農産物を食べて、自己ベスト更新に向け頑張ってもらいたい」と話した。

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