「トルコギキョウ」本格出荷に向けて 産地の足並みをそろえる

JAグリーン長野
出荷規格について説明する営農指導員
出荷規格について説明する営農指導員

花き部会トルコギキョウ専門部は6月28日、長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで季咲き作型トルコギキョウの目揃会を開催した。本格出荷に向けて、生産者11人と検査員、営農技術員、販売担当者が参加し、出荷規格や荷造りの注意点について共有した。
営農技術員は「蒸れによる花しみや切り遅れに注意して、ほ場に生産されているものを一本でも多く出荷してほしい」と呼びかけた。
また、販売担当者から「花の色のよいもの、質のよいものが出せれば他の産地とすみわけされ、有利に販売できると考えられる。出荷規格をもう一度確認して産地で足並みをそろえ、最後まで出荷につなげてもらいたい」と伝えられた。
初出荷は6月21日で、昨年より10日ほど遅い。出荷は7月中旬がピークで8月まで続き、中京や関東方面の市場に送り出す予定。10月~11月抑制作型の出荷と合わせて年間14万本の出荷を見込む。

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