JA中野市は6月30日より、管内で栽培されたプラムの出荷をスタートさせた。出荷されたプラムは、豊富な品種の中でも先陣を切って店頭に並ぶ早生種、大石早生(おおいしわせ)。優しい甘さとジューシーな果汁、ほどよい酸味が特徴だ。出荷当日は、JA高社共選所にて担当者による外観等の品質検査が行われた後、県内の市場に出荷された。
今年は、凍霜害の影響もなく結実良好で順調に生育が進んでいたが、5月に降雹被害が発生。品質や生産量など心配な点もあったが、部会員の徹底された栽培管理により、着色・食味よく高品質なプラムに仕上がった。
現在、JA中野市プラム部会は86人の部会員で構成されており、数多くの品種を栽培している。今後は「紅りょうぜん」「静香」「ソルダム」「サマーエンジェル」「貴陽」「太陽」「秋姫」「シナノパール」「麗玉®」などの品種リレーが続き、10月20日頃まで夏の味覚を楽しむことができる。