「花の宝庫」として全国から注目 JAが入笠山の植栽ボランティアに参加

JA信州諏訪
クワで土を掘る人、施肥をする人、植栽する人に分かれてスムーズに作業を行った入笠山植栽ボランティア
クワで土を掘る人、施肥をする人、植栽する人に分かれてスムーズに作業を行った入笠山植栽ボランティア

JA信州諏訪富士見町中央支所は6月14日、富士見町主催の「入笠“花の里山”第23回ボランティア活動」に参加した。同支所の牛山洋一郎統括所長ら18人が、入笠すずらん山野草公園で山野草を植栽。観光地としての更なる魅力向上に向け、周辺の環境美化に汗を流した。
入笠山は、同町と伊那市に跨る標高1,955メートルの赤石山脈(南アルプス)に含まれる山。1年を通じて数多くの花が咲く「花の宝庫」として、全国各地から観光客が訪れている。
この活動は、入笠山の植物を守り、後世に受け継ぐため、毎年行っているもの。JAは2022年から参加している。
この日は、地元高校生や企業、個人での申込者ら約160人が参加した。参加者は、小雨が降る中、雨合羽などを着用して作業。クワで土を掘り起こした後、施肥をして山野草を植栽した。周辺一帯に、コケモモ、オミナエシ、ホタルブクロなど15種類計970株が植わった。
牛山統括所長は「多くの職員とその家族が参加してもらい、皆で協力して自然保護につながる地域貢献活動に取組めた。また来園した際、生長した植物が見られればうれしい」と話した。

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