JAあづみ豊科支所は20日、同地域営農センターで玉ねぎの大きさを競う、「第6回ジャンボ玉ねぎコンテスト」を開いた。玉ねぎ生産者や同地域理事、JA職員ら約20人が参加した。
1支所1協同活動の一環で豊科地域で盛んに栽培されている、玉ねぎの生産振興や産地化に繋げることが目的で2019年から始まった。
大相撲に見立てたユニークな規格で生産者は「所属部屋名」や「四股名」などをエントリー用紙に記載して応募した。会場には20農家から27点もの玉ねぎが寄せられ、JA職員が大きさと重量の計測を行った。
審査方法は大きさと重量を競う「大きな玉ねぎ部門」に「甘-70の部」と「ネオアースの部」を、審査員6人による投票で選ばれる「ユニークな形部門」をそれぞれ設けた。
「甘-70の部」で横綱に輝いたのは鳥羽建治さんの玉ねぎで、横径は13.9cm、重量は947.5gだった。「ネオアースの部」と「ユニークな形部門」には、赤澤喜夫さんが選ばれた。
横綱賞を獲得した鳥羽さんは「こういった取り組みが安曇野の玉ねぎ振興に繋がれば嬉しい。シチューや焼き肉などいろんな料理に使いたい」と笑顔で話した。
小穴俊宏支所長は「今年も大きな玉ねぎを多数出品いただいた。今回のコンテストを通じて安曇野産のおいしい玉ねぎのPRと消費拡大につながれば嬉しい」と話した。