JA上伊那箕輪地区助け合いの会は6月13日、箕輪町のJA箕輪町支所で「年金の日喫茶」を開いた。地域住民へ憩いの場を提供し、交流を通して元気になってもらうことが目的。コロナ禍が明けて以降初めての試みとなった年金の日喫茶は、年金支給日にあわせて開かれた。
この日は、同会の会員ら5人が同支所を訪れた地域住民を対象に、お茶やお菓子を提供した。同会には地元農家の会員もいて、上伊那産の手づくりの梅干しや、手づくりおこわなどを持ち寄りテーブルに並べた。訪れた人は「待ち時間に休憩ができる場所があってうれしい。手づくりの料理は大変だったと思うが、とてもおいしかった」と笑顔を見せた。年金の日喫茶は年2回行い、次回は2月13日を予定している。
同会は、会員の高齢化でできることが限られているが、無理なくできる活動をしようと、喫茶店のほかに町内の病院や施設へ、新聞紙のゴミ袋や清拭布の寄付などの活動に取り組んでいる。
JA担当職員は「仲間と力を合わせて活動をすることに意味がある。これからも無理なく活動を続け、地域のつながりを大切に助け合いの会をPRしていきたい」と話した。