地域の乳幼児学級に女性部が協力

JAみなみ信州
メンバーの指導でジョロで水やり
メンバーの指導でジョロで水やり

JAみなみ信州女性部飯田支部「いろりばたの会」は2日、メンバー5人が参加し飯田市の同会が管理するほ場で飯田市丸山地区・羽場地区の2~3歳児親子8組とサツマイモの定植作業を行った。飯田市保健課と丸山・羽場公民館が実施している乳幼児学級の一環で同グループが協力している。
同会代表の中田道子さん(83)は「畑に来て土や苗に触れ、食べ物が自然の中で育つ感覚を小さなうちから感じてほしい。自分たちの活動によって少しでもお手伝いができたらうれしい。お母さんたちにもぜひ子どもたちを外に連れ出して、親子で積極的に参加してほしい」と話した。
この日参加者は「紅はるか」の苗40本をメンバーの指導で1本1本丁寧に植え付けた。初めて畑に来たという子どもが多く、苗や土の感触を確かめながら小さな手でお母さんといっしょに植えていった。最後に「大きく育ってね」と声をかけながらジョロで水を与えた。
同公民館の佐藤元彦館長は「親子で苗植えから収穫まで畑作業を体験できる貴重な機会。交流の中で地域の新たな魅力を発見でき、地域とつながる場となればうれしい」と話した。
子どもたちは10月の収穫までの間、散歩などで成長を見守り、10月上旬に収穫体験を予定している。

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