JAあづみ温女性部は6月2日、松本市奈川でわらび狩りを行った。部員や理事、JA職員ら12人が参加。旬を迎えたわらびを採り、部員同士の親睦を深めた。
奈川は山々に囲まれ、山菜やきのこの宝庫として名所。初夏にかけて旬をむかえたわらびは、ほろ苦さと独特の風味が特徴だ。
部員らは、奈川にある「ながわ山彩館」で「うど」などの山菜を購入したあと、JAの旧牧場でわらび狩りを行った。根本から約5センチの場所を折るようにして収穫。話しながら和気あいあいとわらびを採り、1時間半ほどでビニール袋が満ちた。部員は「昨年より大きくて、数もたくさんあってうれしかった。夢中になって収穫していた」と笑顔で話した。
わらび狩りは長年続く恒例行事で、部員は毎年この時期を楽しみにしている。自分で採ったものを自分で調理して食べる「地産地消」に根差した活動の一環だ。
宮澤英樹支所長は「温女性部はいつも仲が良く、その元気パワーには常に驚かされてばかり。今後もいろいろな場面で活躍して、自分も含め地域の皆さんに元気と勇気を与え続けていただきたい」と話した。
わらびは、あく抜きをした後、卵と炒めたり、めんつゆなどで味をつけて食べるのがおすすめだそうだ。