児童の農業体験を支援 サツマイモ苗150本定植

JA信州諏訪
参加者とともに児童に植え方を教えるJA役員
参加者とともに児童に植え方を教えるJA役員

諏訪市のJA信州諏訪諏訪中央支所は6月7日、同市の豊田小学校地域総合クラブの「とよだっ子未来探検隊」のサツマイモ苗の植え付けを支援した。JA役職員や児童、保護者、地元ボランティアなど約90人が参加。参加した児童約40人は、JA役職員らとともに苗を植え、秋の収穫まで成長を見守る。

とよだっ子未来探検隊は、児童が地域との交流を通して様々な経験をすることを目的に発足。今年で20年目を迎える。JAは10年ほど前から農業体験を支援している。

この日は、畑にサツマイモ「紅あずま」の苗150本を植えた。地域ボランティア「花と緑の会」の会員が児童にサツマイモの歴史や植え方を話した。児童は、JA役職員らとともに地面に穴を掘り、苗を寝かせる様に植えワラで枕を作った。最後にたっぷり水を与えた。

同校の2年生の宮澤昇吾さん(6)は「難しかったけどうまく出来た。サツマイモが大きく育ってほしい」と話した。

地元JAの飯田𠮷三理事は「地域として、子どもたちが農業に触れる機会を提供し、作物を育てる大切さを伝えていきたい」と話した。

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