今年1年の順調願う JA信州諏訪原村野菜部会集荷所開き

JA信州諏訪
あいさつする名取専務
あいさつする名取専務

JA信州諏訪原村野菜部会は5月23日、原村のJA原村営農センターセルリー集荷所で集荷所開きを行った。生産者、行政、市場関係者、輸送関係者、JA役職員約120人が参加。今シーズンの高品質・出荷安定に向け意思統一した。

同部会は2025年度、野菜全体で出荷数量112万8000ケース、販売金額28億8000万円を目指す。JA信州諏訪管内で生産する野菜の半数以上の出荷量を占め、販売金額は7割にまで達する。既にセルリーやブロッコリー、パセリなどの出荷が始まっている。

この日は、市場関係者が販売状況や主要品目の生産状況、販売拡大に向けた取組みを話した。JA事務局は、有利販売に向けた出荷体制を確認。各関係者が鏡割りを行い、1年の順調な生産販売を祈願した。セレモニー後、懇親会を開き生産者同士の交流を深めた。

小池国昭部会長は「次世代が魅力を感じることができる農業を目指す。健康に留意して、シーズンの終わりに良い年だったと言えるよう頑張ろう」と呼び掛けた。

名取孝雄代表理事専務理事は「原村産の野菜は、販売金額で7割を占める。生産者の努力に感謝。生産者、市場と情報を密に取り、有利販売につなげていく」と話した。

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