JAながの管内のちくま・須高・志賀高原ブロックでは5月21日に発生した降雹により、りんご、ももといった幼果への傷や、ぶどうの花穂や新梢の枝折れといった被害が確認された。これを受け、同農協では5月末から6月初旬にかけて、各地区で「果樹の雹害対策講習会」を開催。 講習会では、営農技術員が現地の被害状況を確認しながら、今後の管理方法について詳しく説明。特に、傷の入った葉や果実の取り扱い、病害の二次被害を防ぐための薬剤散布のタイミング、樹勢維持のための着果管理など実践的な内容が共有された。
参加した生産者からは、「被害の程度が不安だったが、具体的な対応策を聞けて安心した」「今後の気象リスクにも備えたい」と話した。 同農協では、今後も気象災害に備えた情報提供と技術支援を継続し、地域の農業生産を支える。