JA信州諏訪原村野菜部会セルリー専門部会は5月30日、原村のJA原村地域農業研修センターで今年度初めてのセルリー出荷査定会を開いた。生産者15人が参加。出荷規格や出荷上の留意点などを確認し、6月上旬から始まるハウス作型出荷最盛期に向けて意思を統一した。
この査定会は、高品質安定生産に向けて、出荷期間中、定期的に開いている。
査定会では担当職員が販売状況、出荷要領、目揃えについて説明。販売状況では、JA原村営農センターの小池達也係長が「原村管内では5月19日から出荷が始まっているが、例年より品質、数量ともに良好。今後も売り場拡大や販促活動に力を入れていく」と話した。
出荷要領では、JA営農部営農企画課の五味有係長が見本のセルリーを手に持ちながら説明。品質保持のため早朝に収穫し、選別の際は外葉を完全にかき取り、泥付きをなくす。出荷規格に定められた重量で出荷するなど、確認事項を共有した。
五味係長は「規格の再確認をしていただき、規格に準じた出荷をお願いします」と呼びかけた。