第1回セルリー集荷所巡回 作柄良好で最高のスタート

JA信州諏訪
出荷されたセルリーの品質を確認する参加者
出荷されたセルリーの品質を確認する参加者

JA信州諏訪野菜専門委員会セルリー専門部会は5月30日、2025年度初めての集荷所巡回を行った。同部会の役員とJA営農部職員計7人が参加し、管内のJA集荷所2カ所を周った。両集荷所ともに高品質なセルリーが出荷されていることを確認した。
この巡回は、集荷所間の品質格差をなくすため、5月・7月・9月・10月の計4回行う。わき芽の除去の徹底や、病害がないかなどを確認。改善が必要な場合は個人または部会全体で共有し、安定出荷に努めている。
確認したのは、ハウス作型セルリー。JA茅野市営農センター南部センター玉宮集荷所では、5軒が456ケース(1ケース10kg換算)、JA原村セルリー集荷所では5軒が1621ケース(同)を集荷した。参加者は、出荷用段ボールをランダムに開封し、セルリーを取り出して、品質を確かめた。その後、皆でこの日の評価・感想を言い合った。
植松金昭部会長は「形がきれいに整い、葉と茎が青々と色づいた品質の良いセルリーが仕上がっている。出荷本番に向けてよいスタートが切れた」と話した。
今後は、露地作型セルリーが6月下旬頃初出荷を迎える予定。出荷最盛期は7月上旬からで、10月中旬まで出荷が続く。

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