特産小梅出荷、75トン見込む

JAながの
選果を行う様子
選果を行う様子

JAながのは6月2日、長野市信州新町の選果場で、特産の竜峡小梅の出荷を開始した。出荷は24年度と同時期。6月上旬にピークを迎え、中旬頃まで続く。 
作業は傷の有無などを丁寧に確認した後、選果機にかけ、果実の大きさごとに選別する。当日は約10トンが出荷され、主に市内や関東方面の卸売市場と加工会社に出荷した他、市内にあるJAの農産物直売所でも特産小梅を加工した梅干しや梅漬けを販売する。 
同さいがわ梅部会の太田恒善部会長は「何事もなく出荷が迎えられてほっとした」と話す。 
現在、梅の生産は長野市信州新町を中心に中条、七二会、安茂里と小川村、千曲市の一部で栽培を行っていて、出荷量はJA全体で約75トンを見込んでいる。 
6月下旬から中梅、大梅の出荷も始まる。

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