第52回通常総代会開催

JA木曽
総代会全景(JA綱領唱和)
総代会全景(JA綱領唱和)

JA木曽は5月29日、第52回通常総代会を木曽町の木曽文化公園文化ホールで開いた。書面出席を含む457人の総代が出席。2024年度事業報告のほか2025~2027 3カ年計画、2025度事業計画など6議案を承認可決した。また、「持続可能な農業に向けた基本農政の確立と国民理解醸成に向けた緊急決議」を提案し承認した。
田屋万芳組合長は「異常気象や自然災害のリスクや組合員・生産者の高齢化等が進み、農協の事業活動は厳しさを増している。農協の使命は相互扶助の精神に基づき農業農村の振興を図り地域社会に活力を与えること。組合員との対話活動を継続し役職員一丸となって取り組む」とあいさつした。
次期3カ年計画は、JA木曽長期ビジョン2030めざす姿「農業と協同の力で木曽に未来を支えます」の実現に向け、「地域農業の維持・発展と農業振興を通じた地域社会への貢献」「総合事業と協同の力でくらしやすい地域社会の実現」「経営基盤強化により地域社会に貢献できる元気なJA」を基本目標とした。食と農を基軸とした互いに助け合い協力し合う協同の力を発揮した事業や活動に取り組む。
25年度は振興品目の普及や有害鳥獣・病害虫対策を通じて作付面積維持の強化をはかるとともに国消国産運動や食農教育を通じて地域活性化につなげる。また働きやすい職場環境構築により経営基盤を強化する。
任期満了に伴う役員改選では理事9人と監事3人が選任され、総代会翌日にJA本所で開催した理事会、監事会で新役員の執行体制を決めた。
▽代表理事組合長=亀子宗樹▽代表理事専務理事=糸魚川光弘▽理事金融共済部長=芝波田豊▽代表監事=唐沢清七▽常勤監事=高樋昌憲

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