母校で食育活動 青年部が支える米づくり

JAみなみ信州
まっすぐ一列になって田植えをする児童ら
まっすぐ一列になって田植えをする児童ら

JAみなみ信州山本支部は5月26日、部員3人が参加し飯田市山本小学校5年生32人と稲刈りを行った。部員の中には同校の卒業生もいて、花きや畜産を生産する農業者となっている。自分たちが育った地域の子供たちに農業の楽しさを伝えたいと毎年米づくりを指導しており、今年で14年目。同JAも作業に協力し地域で米づくりを支えている。
この日は同JA営農部農産課の清水明寿技術員が田植えの仕方を指導し、青年部員が目印のヒモを持ち作業をサポート。児童は一列になって息を合わせ手稲に手植えをした。田植え体験した遠山魁音さん(10)は「初めての田んぼ作業だったが楽しかった。これからお米になるまで作業していくのが楽しみ」と話した。
同支部の田中義和支部長は「子どもたちは元気で勢いがありスムーズに作業が進んだ。米づくりを通して農業の楽しさや大変さを肌で感じてもらいたい」と話した。
同校では10月中旬に稲刈り、はざかけを行い新米を味わう予定。

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