「来年からよろしくね」4つの保育園が合同作業

JAみなみ信州
青年部員と作業を楽しむ園児ら
青年部員と作業を楽しむ園児ら

飯田市伊賀良地区の4つの保育園(殿岡保育園、中村保育園、伊賀良保育園、育良保育園)の年長園児66人は5月21日、同市三日市場にある「にこにこ農園」でサツマイモの植え付けを行った。JAみなみ信州青年部伊賀良支部が支える食育活動で、次年度伊賀良小学校へ入学する年長園児の交流の場として毎年行っている。この日は部員6人と同JA伊賀良支所職員2人も参加した。
園児らは2つの保育園でペアになり、部員が用意したマルチの穴を掘って紅あずま400本を植えた。「大きなサツマイモを焼き芋にして食べたい」などと話しながら作業を楽しんだ。
同部の嶋田勤支部長は「子どもたちが楽しそうに交流しながら上手に植え付けてくれた。サツマイモづくりを通じて農業の楽しさや食の大切さを感じてほしい」と話した。
殿岡保育園の北原純子園長は「来年小学校で一緒になる子供たちや青年部の皆さんと顔を合わせて作業ができてうれしく思っている。友達や顔見知りができ、子どもたちの安心につながりありがたい」と話した。
同支部ではJAと地域のつながりづくりとして伊賀良保育園、中村保育園でのサツマイモやジャガイモづくりも支援しており、各園でも植え付け作業を行った。収穫は10月を予定し、子供たちは収穫を楽しみに生長を見守っていく。

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