小梅楽しんで 女性部員が直売所で講習会

JAみなみ信州
女性部員が直伝した梅漬け講習会
女性部員が直伝した梅漬け講習会

JAみなみ信州農産物直売所およりてふぁーむは25日、特産の「竜峡小梅」「飯田小梅」の出荷が最盛期を迎える中、各家庭でも梅漬けを楽しんでもらいたいと、飯田市の同店舗前で講習会を開いた。買い物客などおよそ30人が同JA女性部員直伝の講習を受けた。同JA直売所は女性部と連携して同講習会開催のほか、同女性部員が出演する梅漬け動画を流すなど売り場づくりを行い、小梅のPRを行っている。
この日講師を務めたのは同JA女性部の西塚洋子さん(81・飯田市)で、「カリカリ漬け」のレシピを紹介。西塚さんの説明による実演が行われ、カリカリに仕上げるポイントや紫蘇を入れるタイミングなどを説明した。参加者はメモをとるなど熱心に説明を聞き、実演後は西塚さんの漬けた梅を試食。「小梅を選ぶポイントは」や「どのくらい日持ちがするのか」などと質問した。紹介したレシピは女性部員が各家庭でつくるレシピをまとめたレシピブックに掲載されている。梅みそや砂糖漬け、梅ジュースの作り方など16種が掲載されており、同JA農産物直売所でも配布している。
西塚さんは「私自身がそうなように、皆さんにも梅漬けを楽しんでほしい。簡単に作れて料理にもアレンジできるのでぜひ挑戦してもらいたい」と話した。
説明を聞いた飯田市の60代女性は「何度か漬けたことはあるが我流だったため、今日の説明はぜんぶが参考になった。さっそく教わったレシピで梅漬けにチャレンジしたい」と笑顔で話した。

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