JAみなみ信州は29日、飯田市の同JA本所で新常勤役員による記者発表を開き、常勤役員5人が報道機関の取材に応えた。前日の同JA総代会で役員の選任が可決され、総代会後の臨時理事会・臨時監事会で常勤役員が決定した。
あいさつした中村彰代表理事組合長は「生産者の高齢化・担い手不足、適正価格の実現など多くの課題があるが、食と農の力で地域を元気にしたい。当地域の多品目生産を強みに市田柿、きゅうりをメインとした農業基盤強化、様々な手法による販売力をさらに強化する。農業を若い世代へつないでいくとともに、行政と連携して若者にとっても魅力ある地域となるよう、日本中さらには世界へ向け発信していきたい」と話した。


新役員体制は以下の通り
▽代表理事組合長＝中村彰▽代表理事専務理事(管理・経済担当)＝林隆嗣▽常務理事(営農担当)塩澤昇▽常務理事(金融共済担当)林裕治常勤監事＝岡沼勲