小学校で稲作始まる 米作りの大変さを実感

JA信州諏訪
松木さん(左)の指導のもと、耕運機を使って耕す児童
松木さん(左)の指導のもと、耕運機を使って耕す児童

JA信州諏訪諏訪支所は5月13日、諏訪市の四賀小学校5年生48人の田起こしを支援した。児童はスコップで土を掘り返し、土を柔らかくした。翌週に代かきをして田植えをする。
この日、児童は1人1本ずつスコップを持ち田んぼの土を15センチほど掘り返した。最初は固い地面に苦労していたが、何度も作業するうちコツを掴み、ペースを上げて取り組んだ。最後は、地元組合員の松木文夫さんの協力で、耕運機を使って田んぼを耕した。児童の稲作体験がスタートした。
濱碧生さん(10)は「掘るのが大変だったけど、スコップに体重をかけたらうまくいった」と話し、小口璃桜さん(11)は「お米を作る人の苦労を感じられた。感謝して食べたい」と話した。

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