JA信州諏訪は5月20日、第51回諏訪花き立毛品評会第1次審査を行った。諏訪農業農村支援センター・長野県野菜花き試験場・JA全農長野の担当者、JA職員ら計9人が審査員として参加。2回切りカーネーションの4ほ場を審査した。
高品位のほ場を巡回し、花きの栽培技術の普及や品質向上を目的として毎年開く。
2025年度は10品目を対象に、5月から11月まで5回に分けて行う。その後、全品目の審査を振り返って「総合審査」をし、12月に「立毛品評会褒賞授与式」を開く計画だ。
この日は、第1次審査として、審査員全員で自己紹介や立毛品評会開催要領の確認を行った。その後、皆で全ほ場を周って花きの状態を確認し、審査項目ごとに点数と所感コメントを記入した。審査項目は、①草姿②生育状況③圃場の管理状態④病害の有無。審査後、結果発表と講評を行った。
長野県野菜花き試験場の神谷勝己専門研究員は「どのほ場も芽整理が行き届いており、病害虫もほぼ見られなかった。順調に生育していることを確認できた」と総評した。