JAながのは5月23日、長野市の長野県県民文化会館で第34回通常総代会を開いた。本人出席222人と書面議決者を含め788人の総代が出席。2024年度事業報告や、25年度事業計画並びに収支計画など全5議案を可決した。
宮澤清志組合長は中期3カ年計画の初年度である事を踏まえ「農業を基軸とした豊かな地域社会づくりに取り組む」とした。また、農政の基本方針である「食料・農業・農村基本法」の改正について触れ「「食料安全保障の確保」をはじめ「適正な価格形成」の実現に繋がる記載や「多様な農業者の位置づけ」など現場の声が反映されることとなりましたが、今後は政策実現に向けJAとしても取り組んでまいります」とあいさつした。
25年度は自然災害に強い農業生産基盤づくりを強化し、農協経営の安定化に取り組む考えだ。