JA洗馬が地元小学校と特産レタス苗の定植を行う

JA洗馬
レタス苗を定植する児童ら
レタス苗を定植する児童ら

JA洗馬は5月22日にJA洗馬本所に隣接する体験圃場で、地元の塩尻市立洗馬小学校の児童とレタス栽培の体験学習の一環としてJA指導のもとレタスの定植を行った。地域の特産レタスの栽培体験を通じて、食と地元の基幹産業の農業を知ってもらうことが狙いで、児童の親世代から続いている伝統の企画だ。
洗馬小学校5年生の児童37名が1アール程の体験圃場に約1000株のレタス苗の定植を行った。最初に営農技術員の佐原果緒里さんがレタス苗の定植の仕方を説明した。セルトレーを持ち「苗いる人」と呼び掛け苗を配る児童や「200本植えたよ、疲れたー」といいながらマルチに開けられた穴に1株ずつ植え付けを行う元気な姿が見られた。
定植した苗は5年生が4月中旬に種まきを行い、水やりや温度管理に気を付けながら育てたが、一部の苗が霜の被害を受けたため、佐原さんが急遽種をまき直しJA洗馬の子会社ドリームファーム洗馬で管理した。
佐原さんは「約1ヶ月でレタスの収穫ができます。それまで、毎日の水やりや草取りを頑張りましょう」と呼びかけた。
今回定植したレタスは6月下旬以降の収穫を予定し、全校児童や地元の保育園などに贈る。

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