市内の施設を見学 SDGs学習の一環

JAあづみ
土壌検査を行う分析室を見学する女性部員ら
土壌検査を行う分析室を見学する女性部員ら

JAあづみ女性部有明支部は13日、SDGs学習の一環で、(株)JAアグリエール長野や小倉果実選果所、北部低温倉庫を見学した。環境に配慮した取り組みや、流通の現場に直接足を運んだ。
地域農業の現状や持続可能な取り組みについて理解醸成を図るため支部員が企画。支部員やJA職員ら23人が参加した。
午前中はアグリエール長野の肥料工場や土壌検査を行う分析室を見学。粒上の原料を物理的に混合したBB肥料製造について、模型などを使って分かりやすく説明が行われた。BB肥料は地域の土壌・作物に応じて配合が可能で、必要な素材を最適に配合することで高い肥効を得られることが特徴だという。
午後は小倉果実選果所にてレモンの選果や北部低温倉庫を見学。担当者の説明のもと、品質管理から消費者のもとに農産物が届くまでの一連の流れについて理解を深めた。
参加した支部員は「実際に現場を見ることで理解醸成に繋がる。今後もSDGsの視点を意識した活動を展開していきたい」と話した。
矢ノ口仁出張所長は「普段、あまり目に触れることがないJAの施設などを見学することができ、よりJAへの理解が深まったと思う」と述べた。

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