諏訪市のJAグリーンファームすわ店は5月10日、隣接するJAすわこ営農センター集荷所で、野菜苗の引き渡しを行った。組合員120人が来場。軽トラックの荷台などに載せて、予約注文分を持ち帰った。
すぐに定植できる苗が手に入る機会として組合員からの需要が高く、毎年この時期に行っている。
苗は、トマト・キュウリ・ナス・スイカ・メロンの接ぎ木1753本、トマト・ミニトマト・キュウリ・ナス・ピーマン・カボチャの自根1559本を手配した。昨年12月の各農事組合の回覧で注文を受けた。
この日は、午前6時30分から、同店と同センターの職員計8人が、組合員から取りまとめた注文書を確認しながら一つひとつ苗を受け渡した。
同市の女性(82)は「多くの苗を注文した。大事に育て、収穫できたら直売所に出品したい」と話した。
同店の藤森帆七美店長は「例年通り順調に生育した苗をお届けできた。今年は朝晩が寒いので、天候に注意して栽培管理を進めてほしい」と呼びかけている。