JAあづみは、25年産米の概算金について、販売状況に合わせて追加概算金を支払うことと24年産「主食用うるち米」の追加精算金を支払うとした。25年産米を全量JAに出荷してもらえるよう大型農家らに周知を図って出荷を呼びかけている。
生産者とJAが米の出荷契約を行い、長野米の安定的な供給と有利販売を通じて、短期的ではなく、長期的な生産者の所得向上を目指すことが目的。
24年産「主食用うるち米」(1俵60キロ)の概算金16,080円(コシヒカリ バラ価格)が支払われたが、追加の精算金として、6月に3,000円を支払うことを発表した。最終精算は、1,000円(見込み)としており、合計で生産者の手取りは、20,000円ほどを見込んでいる。(23年比55%増)当初は、追加精算金なしで、最終精算金を4,000円ほどとしていたが、生産者に安心して生産していただき、少しでも役に立てるよう、うち3,000円を前倒しして、追加精算金として支払うこととなった。
15日、穂高地域営農センター長やJA米穀課課長、担い手支援室課長ら3人が安曇野市穂高地域の大型農家の生産者らの圃場を回り、JAへの全量出荷協力のお願いを行った。
JAあづみの米は、「歩留まりが良い」「程よい硬さ」の強みと、うるち米の1等比率が全国トップクラスであることで、24年度産も販売先から高い評価を得ている。
25年度も安定した販売を行っていくとともに、JAへの全量出荷の呼びかけを引き続き行っていく予定だ。