栄養たっぷりの畑でジャガイモづくり 青年部鼎支部の食育活動

JAみなみ信州
青年部員と定植作業を楽しむ園児ら
青年部員と定植作業を楽しむ園児ら

JAみなみ信州青年部鼎支部は13日、飯田市にあるほ場で、同地域の鼎あかり保育園年中・年長園児74人とジャガイモの定植作業を行った。同支部員5人のほか同JA職員、飯田商工会議所職員も作業を手伝った。同支部の食育活動は花のプランターのプレゼントから交流が始まり、野菜作りは20年ほど続く。畜産農家の部員がつくった堆肥は入った栄養たっぷりの土に、園児らが丁寧にジャガイモを植え作業を楽しんだ。
この日は同支部の安東克洋支部長がジャガイモの植え方を指導。「手をシャベルにしてしっかりと堀りましょう」と伝え、男爵、キタアカリ、メークインの3種類の種芋を植えた。作業した園児らは「土があたたかくて、ジャガイモが喜んでいると思う」や「カレーやフライドポテトにして食べたい」と口々に話した。作業後には「おおきくな~れ、おいしくな~れ、やーー!」と元気よくおまじないをして皆で豊作を願った。
安東支部長は「農作業が忙しい中でも、子どもたちの笑顔を楽しみに協力して活動を続けている。それぞれ農業を頑張る仲間との活動も励みになる」と話した。
同園の福岡恵子園長は「子どもたちにとってとても楽しみなイベント。地域の皆さんの支えのおかげで貴重な経験ができている。子どもたちのために力を尽くしていただけありがい」と感謝した。
定植作業のあとは部員らがシートを敷き除草対策もしっかりと行った。今後、別の畑にサツマイモも定植し野菜作りを楽しむ予定。

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