生産支援対策でJAと部会が一丸

JAみなみ信州
支援対策のお礼に訪れた吉川部会長(右)
支援対策のお礼に訪れた吉川部会長(右)

JAみなみ信州畜産協議会は4月30日、飯田市の同JA本所に吉川正志協議会長(酪農部会長)が訪れ、「生産資材等価格高騰に係る緊急支援対策」のお礼を同JAの寺沢寿男組合長に伝えた。同JAでは緊急支援対策として同JA畜産部会員(酪農・肉牛・繁殖)で同JA資材利用者の2024年3月~12月に粗飼料購入分に対して総額2,000万円の支援を行った。
畜産を取り巻く情勢などを報告した吉川部会長は「支援対策のおかげで苦しい状況もなんとかしのいでいる。これからも生産者の経営努力はもちろん、JAの継続的な支援をお願いしたい」と話した。
寺沢寿男組合長は「畜産はこの地域で園芸を支え循環型農業に欠かせない重要な産業。JAとしても皆さんが営農を継続できるようこれからも支援していく」と話した。
同JAでは同JA役職員・関連機関向け乳製品の取りまとめ販売や会議での牛乳の使用、地元企業向けに南信州牛の購買斡旋を行うなど畜産物の消費拡大にも継続的に取り組んでいる。

MENU