合同面接会開催 農家と働き手を繋ぐ

JAあづみ
仕事内容を説明する農家㊧と求職者
仕事内容を説明する農家㊧と求職者

JAあづみは4月20日、「合同面接会」を安曇野市堀金で開いた。無料職業紹介の一環で夏秋いちごやキュウリ、リンゴなどを栽培する管内の農家や団体計9軒がブースを並べた。農業に関心を持つ30代から70代の求職者約20人に作業内容や労働条件、福利厚生などを個別に相談。求職者は作業内容や勤務条件が合いそうな求人者と互いの連絡先を交換していた。
繁忙期に向けて人手を確保したいと農家と求職者を繋ぐことを目的に2018年4月1日から始め、8年目の取り組みとなる。同事業は、職業安定法に基づき厚生労働大臣の許可を得て行う。
2024年度実績は登録人数98人(求職者72人、求人者26人)、紹介実績88件、求人者雇用件数は72件であった。
市内から参加した女性は「直接農家の方と面談できるのは大変ありがたいし、とてもわかりやすく説明していただけた。」と好評だった。
夏秋いちご農家は「人手の確保は自助努力だけでは限界があるので、こういった場を活用していきたい」と話した。
営農経済事業部農業企画課の吉澤大和課長は「地域の農業労働力不足を解消し、地域の農業振興につながれば嬉しい」と話した。

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