新鮮市真田直売所1周年記念イベント開催

JA信州うえだ
あいさつする杉山組合長
あいさつする杉山組合長

JA信州うえだ新鮮市真田直売所は、4月27日、リニューアルオープンから1周年を記念しイベントを開いた。直売所オリジナルバケツ300個の配布や地元産野菜、果物の他、野菜苗、お米などを求め、多くの来店客で賑わった。
同直売所は、隣接する上田市の「ゆきむら夢工房」敷地内で営業していたが昨年3月末、市の指定管理期限が切れた。そのため、隣接する旧JAグリーンファームさなだ店を活用し開店した。
開会式には、JAの真田地区事業部中澤元秀部長や直売所利用組合の杉山明組合長、JAの宮崎早苗理事が出席しあいさつをした。
直売所のある同市真田町は戦国武将・真田氏発祥の地で、店内外にゆかりの装飾や備品を設置してPRしている。特に、六文銭をデザインしたテーブルや、店内入り口上部に描かれたかぶとの絵には本物の鹿の角を装飾し来店者から人気を得ている。
同店に農産物を出荷する直売所利用組合は、組合員200人で、生産地は標高730メートルの真田地区から1300メートルの菅平高原まで。そのため、地域内のリレー栽培が特徴。旬の食材が長く提供できる。本年度から就任した杉山組合長は、「生産者の皆さんからいいものをたくさん出していただいて、地域のみならず観光客の皆さんに大勢お越しいただきました。皆様のご協力を得てより良い直売所をめざしていきたい」とあいさつしました。
また、杉山組合長は、「中山間地であるメリットを生かし、災害に強く標高差を活かした直売所にしていきたい」と抱負を述べた。

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