JAあづみ女性部は15日、安曇野スイス村サンモリッツで、女性部リーダー研修会を開いた。各支部の役員ら70人が出席。地域の担い手である女性部が、仲間と共に協同組合活動とはなにかを考えながら学び、女性部らしい活動やJA運動に参加・参画するため、各委員会の年間活動計画を確認するのが目的。
女性部への加入促進や仲間作り運動、他団体と連携した活動への積極的な参加などを進める組織専門委員会、フードドライブやウォーキング教室など心と体の健康管理活動をする生活専門委員会、伝統食や料理講習会、収穫体験など食農活動をする食育委員会などの代表者が、2025年度の活動計画を発表した。
食育委員会の上原一美委員長は、25年度もJA管内の児童らに食と農の大切さを伝える「あぐりスクールサポート事業」やコープながの会員と一緒に野菜を作る「ふれあい農園」の参加、安曇野ハーフマラソンでのおにぎりの振る舞いなど、地域に根差した活動を展開すると説明した。JAや行政の依頼には積極的に対応することや5月11日に開催する女性部苗まつりの告知も行った。
また、エーコープマーク品などの研修も行い、安全・安心な国内産の食品原材料を優先使用している商品について学んだ。
25年度は、JA長野県女性協議会3カ年計画に基づき、「『あい』からはじまる『元気な地域』をみんなの力で」を基本方針とし、住みよい地域社会づくりのため、様々な活動に取り組む予定だ。