JAあづみは11日から2日間、安曇野市堀金の総合事業基地構内で創立60周年記念企画「第46回さくら祭り」を開催した。
本格的な農繁期を前に組合員や利用者への感謝を込めて、農業資材や生活用品、電化製品などを特価で販売。農機・ガス器具の展示販売や柑橘の詰め放題、松商短期大学部の学生が考案したおにぎりの振舞いなどを行った。今年はメイン会場をそ菜流通センターから総合基地構内での実施を図り、多彩な催しで初日から大勢の来場者で賑わった。
食品売り場では静岡・愛知県産のイチゴ(4パック1箱)を限定50ケースで両日ともに販売。開始から40分ほどで売り切れるほどの盛況ぶりだった。
2日目には柑橘の詰め放題を実施しイベント開始前から多くの来場者が列をなした。2013年から業務提携しているJA広島ゆたか産の柑橘類を2.4t用意し完売した。国産の柑橘類が格安で手に入るため、毎年人気の企画だ。
またイベント広場ではJA営農指導員が講師を務めた「家庭菜園教室」やJAあづみ女性部シャベラーズ26によるスコップ三味線やキッズダンスなどの催しも行われた。
来場者のひとりは「イチゴや柑橘類の詰め放題を目当てに来場した。陽気も相まって春らしさを感じることできた」と笑顔で話した。
営農経済事業部農業企画課の吉澤大和課長は「大勢の来場者で賑わって良かった。地域のJAとして、組合員に喜ばれる企画を今後も展開していきたい」と話した。