JAみなみ信州は7日、京都府京都市の京都食肉市場(株)で第16回JAみなみ信州肉牛女性部枝肉共励会を開いた。肉牛生産を支える女性による出品の機会を設け、情報交換や京都市場の視察研修も兼ねて毎年行っている。今回は和牛雌11頭、和牛去勢13頭が出品され、生産者5人が参加しセリを見学した。
最優秀賞・京都市長賞には関島由紀恵さん(飯田市)の出品した枝肉が選ばれ、最高ランク(A5・BMS No12)の評価を受けた。セリでは活発な取引が行われ、他産地よりも高値で販売された。
セリ後の研修会では同市場関係者との意見交換会を行い、普段感じる疑問など多くの意見を直接伝える機会となった。部員は「物価高により牛肉の消費は落ち込んでいるが、消費者に私たちが生産した美味しい牛肉を食べてもらえるよう、消費拡大にも協力をお願いしたい」と要望した。
▽入賞者は以下の通り
最優秀賞 関島由紀恵(飯田市)
優秀賞 北沢みちよ(飯田市)
優良賞 吉川薫(豊丘村) 夢ファームみなみ信州伊賀良農場(飯田市)