夏秋いちご部会通常総会開催

JAあづみ
あいさつをする相馬常務
あいさつをする相馬常務

JAあづみ夏秋いちご部会は4日、安曇野市堀金の営農経済事業部会議室で令和6年度通常総会を開いた。部会員やJA役職員35人が参加し、6年度事業報告や7年度事業計画などを審議し、決定した。
6年度産夏秋いちごは、春先からの気温が比較的温暖で初期生育は順調だったがアザミウマの発生や夏場の高温障害も合わさり全体の出荷量は約143t(前年対比11%減)、販売金額は3億1312万(前年対比3.5%増)となった。
7年度事業計画では昨年と同様に市場・実需ニーズをとらえた出荷をするための市場部と大手菓子メーカーなどと取引する業務部の2本立てで対応。高品質なイチゴを多くの実需者に届けるため個人の反収を向上させ、市場部では1株で1.5パック、業務部は10aで3300kgの目標出荷量の確保に努める。また近年問題視されている、異常気象やアザミウマなどの害虫に対応した技術や試験を昨年に引き続き実施してくこととした。
相馬和揮衛常務理事は「夏の猛暑や病害虫などに悩まされた年であった。より良い生産を進められるよう部会の皆さんともに歩みを進めていけたら」と述べた。

MENU