卒園を地域特産「ダリア」で祝福 直売所りんごの里

JAみなみ信州
河原主任(右)にダリアを贈呈する宮澤さん(左)
河原主任(右)にダリアを贈呈する宮澤さん(左)

JAみなみ信州農産物直売所りんごの里(飯田市)は28日、飯田市のあすなろ保育園の卒園児に地域特産の「ダリア」を贈呈した。翌日に卒園式を控える園児の門出に花を添え、花を楽しむきっかけになればと2020年から毎年行っている。コロナ禍の花き農家応援を目的に始めた取り組みだが、保護者からも喜びの声があり活動を続けている。
この日は同直売所の宮澤晴紀担当(4月以降主任)が同園を訪れ、地元で生産されたダリア「ミッチャン」45本を同園の河原めぐみ主任に手渡した。同直売所スタッフが心を込めて1輪ずつラッピングし「卒園おめでとう」と書かれたのシールも添えた。同園では贈呈したダリアを卒園式後の懇親会で保護者に手渡す予定。
河原主任は「子どもたちの卒園を華やかに祝福していただき、また保護者への労いの気持ちを表すにも花がぴったり。毎年きれいなダリアを用意いただきありがたい」と感謝した。
宮澤担当は「卒園のお祝いに生産者が丹精込めたダリアでお祝いできてうれしい。これをきっかけに暮らしにも花を添える良さを知ってもらい、ぜひ直売所にも足を運んでもらいたい。生産者と協力して切り花の販売にも力を入れていきたい」と話した。

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