3月21日、(有)信州うえだファームは研修生、依田成彦さん(43)、田中大介さん(34)の修了式と激励会をJA信州うえだ本所で開催した。修了生2人は、4月から上田市で独立就農する。
JA信州うえだの子会社である同社は、上田市、東御市、長和町、青木村と連携し、新たな担い手を育てる新規就農者育成事業に取り組み研修生として受け入れ、雇用している。
研修期間はおおむね2年間。研修終了後は管内市町村に在住し認定新規就農者として地域農業の担い手となる。
修了式には、JAと同社、長野県農業農村支援センター、上田市、が来賓として出席した。
修了生の田中大介さん(34)は、真田町でリンゴ栽培を行い就農する。決意表明では「恵まれた環境で2年間の研修を終えることができました。4月から農家としてスタートを切ります。地域に貢献できる農家になり、助けていただいた恩を返していけるよう精一杯努力し頑張っていきます」と、決意を述べた。
同社の和田宏一代表取締役社長は、「農業は、品目によっては一年一作。困りごとや相談したいことがあれば、引き続き支援していきます。いち早く地域に溶け込み、地域に根差した農業生産をし思い描く夢に向かって取り組んで欲しい」と激励した。